令和2年5月分 コロナ関連法話 読者からの質疑応答集【その2】

人間の欲に歯止めが効かなくなった時、天はそれなりの人物(その他)を下生させ、荒療治を成し、リセットを。戦国時代には、信長公を。第二次大戦では、ヒトラーを。14世紀には、ペスト(1億人死亡)を。1918年には、スペイン風邪(5000万人死亡)を。地球は人間だけの物といわんばかりに、圧倒的に多い他生物の命(生息領域)を軽視し、自然破壊を繰り返し続けた結果、生態系が崩れ、方々で天変地異が。『そうすれば、そうなる。そうなったのに、まだ、そうするか』を自身に問い掛け『分相応に生きる』を、見直す時期に。 下記は、読者の質問に応じた拙僧の返答集。コロナ発生初期から、移り変わっていく人の心情が鮮明に。自然災に限らず、人生においても考慮すべき質疑応答にて。今後の参考にしていただきますれば、と。

【2月下旬法話読者の質問に答えて】

檀家老人達との会話で「マスクを買占めする者だが、自分さえ感染しなきゃ、それでいいのか。腹が立つと思わんか、住職。まるで、芥川の『蜘蛛の糸』だ」と。「まあ、買占めは褒められた行為ではないが、考えようによっては、自分を守る事が、拡散防止に繋がるは事実にて。沈静の鍵は、1人1人の心掛けが何より大事」と。

【追伸】

檀家が「肺炎だが、この先、何が最も怖いかな」と。「東北大震災と同じく、風評被害が心配だね。たまたま感染しなかった人達が、不運にも、たまたま感染した人達を差別する、つまり、自然災から人災になり、それが横行する事かな。既に医師や看護師さん、そのご家族が、そんな目に。国は頻繁に、正確な情報開示を」と。

【追伸】

医師、看護師さんに文句三昧の檀家に「打つ手があるなら、もうとっくにやっとる。如何に、名うての匠(大工)であろうと、金槌、カンナ、ノミ、鋸がなければ、家を建てる事など出来んよ。今、医師、看護師は、何の道具(ワクチン、薬)も持たずに、最前線で奮闘を。その奮闘は一般の人達には見えないが、持てる知識、知恵、経験で、結構、拡散を抑え込んでくれてると思うよ。文句を言う前に、感謝する方が先だよ」と。

【2月下旬法話読者の質問に答えて】

春季彼岸法要中止の連絡を出すと、僧侶、檀家から「止む無しですね」と。「生きていく為には、全てに制限を掛ける訳には。優先順位として、お寺の行事を止めるが先かな、と。参拝手段に公共交通機関を使用する方も。1つでもリスクが減れば。自分が感染しない事が、拡散防止の第一歩に。今、出来る事をやるだけ」と。

【追伸】

昔の道歌に『浜までは、海女も蓑(みの)着る、時雨かな』なるものが。「海女さんは海に入れば、どうせ、体は濡れるのに、何故、雨が降ってるからと、レインコートを着て海まで行くの」と無知な者が。海で仕事をする前に、雨に濡れて体調を崩すわけにはいかない。今、人類は1人1人に、この心得が必要なのかもしれない。

【3月初旬法話読者の質問に答えて】

アマゾン宅配問題は、この国の業者間サービス過剰争いが原因かな。朝に注文、夕刻に届くなど。それが1年間40億個。配達する方の負担など何も。この国はいつしか『してもらって当たり前』が身に付いてしまい、我慢が出来ない国民に。せめて郵便局の様に『不在場合は自らが取りに来い』とせにゃ。抜本的な見直しを。

【追伸】

この国は今、お金さえ出せば、なんでも手に入る。よって、少し壊れても、すぐに買い換える選択を。工夫して活かす必要のない国に。電車も時間通りに、宅急便も時間通り。つまり、待つ必要のない国。待つ事に慣れてない人間は、我慢が出来ない人間に。あおり運転がなくならないのも、それが原因の1つかと。便利が人間を駄目にするのかな。よって、この度のコロナ問題も。自分さえ良けりゃ、の買い占めに走り出す。

【3月初旬法話読者の質問に答えて】

檀家爺婆達が「国民は、文句言い過ぎ。至れり尽くせりの国だからね、日本は。物があって、医者が治して、当たり前。この当たり前が知らず知らずに身に付いてしまって、感謝を失い、文句三昧。別に支持してる訳ではないが、阿部さんでよかった。この問題を背負える人、他にいるかな。こう思ってるは、私だけかな」と。

【追伸】

安倍総理に関しては、不服に思っている人は少なからず。なれば「どの党の、誰を、最高指導者に」と問うと黙ってしまう。ピーマンが嫌いでも、ピーマンそれ自体が悪い訳ではない。味は嫌いでも、栄養に不服はない。『馬には乗ってみよ。人には添うてみよ』の言葉も。馬は乗らんと、相性はわからん。人は添うてみらんと、その良さはわからん。自分に都合が良い、悪い、だけでの好き嫌い(是非)は、判断を間違う事となる。

【追伸】

檀家が「住職が『人は追い込まれたら本性が出る』と。咳をすれば睨まれ『この野郎』と。者が無けりゃ、我れ先と買占めを。この国は今、芥川の『蜘蛛の糸』状態。その内『勝手にせい』と釈迦が糸を投げるよ。今後もこの様な病や防衛等、問題が山積。国会も一枚岩になろうとしない。この国は内側から崩壊するよ」と。

【3月初旬法話読者の質問に答えて】

過度に恐怖の檀家達に「わが祖母は拙僧が幼い頃、病弱だった私に『病気は膳の下に屈むよ。しっかり食べて体力(免疫)を』と。皆、少し文句言い過ぎかな。どれが正解かはっきりしてない状況で、何に対して批判してるのか、国会でも。打つ手があるなら、もうやっとる。拡大防止の高い可能性に目を向けるは当然」と。

【追伸】

中学講演で「大きな湖に2匹の蛙が。向こう岸に渡るには遠過ぎる。そこへ2羽の鴨が。『枝の両端を持って運んでやるからしっかり咥えてなさい』と。その運ばれる姿を見て笑う他の生物達に、1匹の蛙が頭にきて口を開いた。その途端、湖に。もう1匹は最後まで口を開かず、向こう岸へ。さてこの話、どう読み取るね」と。

【追伸】

中学生達に「この話の教訓は、今、自分が目指しているものは『何処、何』か、そこだけを見なさい。その理由を知らない外野は憶測で言いたい事を言う。それに対し、途中でむやみに口を開ける必要はない。結論が出て、理由がわかれば、言いたい放題側が、恥をかくだけ。また、力を付ければ、人の口は自ずと止まる」と。

【3月初旬法話読者の質問に答えて】

起業希望の若者が「住職は歴史上で有能リーダーは誰と思う」と質問を。「平清盛公かな。前例のない物を産み出してきた方。日宋貿易の為、関門から瀬戸内海航路を。大型船入港の為、人工島(経ヶ島)を。貨幣経済導入も。海と陸の境に厳島神社を建立。協力者達は恐らく、ワクワクしながら手伝ってたんじゃないのかな」と。

【追伸】

常識を疑う事から、イノベーション『新発想、新しい捉え方』が始まる。新しい事が始まったら、それが常識となるまで、文句を付けてくる人間がわんさか出てくる。新型ウイルスが出て、免疫が付くまで騒ぎ立てる様も同様にて。嘗て、大リーグ行きを表明した時「天狗になりおって」とこの国の人達は、寄ってたかって野茂さんを総攻撃。が、1年目で結果を出すと、掌を返して「野茂、野茂」と応援を。人の評価を気にしてたら、新しい事は何も出来んよ。常に、世の中を変えてきたは、少数意見側の勇気ある行動。歴史がそれを証明しとる。

【追伸】

国会を見ていると、野党がクルーズ船の初期対応で、政府や総理を批判追及。各国も同様に日本政府を。が、批判するばかりで「こうした方が良かった」の策が、何処からも出てこん。。その策があらば、たった今からでも試せるのに。まだ「これ正解」が出てない状況で、何に対して批判をしているのか、さっぱりわからん。更に、この段階でもう、大国は発症原の擦り付け合いを。人類は未来永劫、ビールスとの闘い。こんな事では。

天徳山 金剛寺

ようこそ、中山身語正宗 天徳山 金剛寺のホームページへ。 当寺では、毎月のお参りのほかに、年に数回の大法要も行っております。 住職による法話も毎月のお参りの際に開催しております。 住職(山本英照)の著書「重いけど生きられる~小さなお寺の法話集~」発売中。