令和7年6月分 金剛寺住職法話

【金剛寺住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】

毎月1日の法話は、SNSを扱えない人達(檀家のご老人など)の為に、コピーしてお配りしているものです。中には、会社の社長さんも何人かですが、この1日法話をコピーして社員さん達に配布されている会社も。そうした意味から、少々長文になっておりますので、鬱陶しいと思われる読者は、無視して下さいませ。

【はじめに】

わが寺では、毎年6月の第一日曜日(今年令和7年度は、6月1日)10時半より、夏越し護摩法会が行われます。護摩とは本来、インドの地で行われていた『火の神アグニ』を供養する事により、魔を除き、福を求める為の火祭りであったとの事。これを仏教が取り入れ、仏前に火を焚いて、先祖の供養を為し、菩提心を発起させる秘密修法となした。壇炉を不動明王の口に観じ、本尊のご加護によって煩悩を滅し、智の風化でこれを焼き尽くし、身口意の三業を清浄とならしめ、願いを叶えて頂く力を授けてもらうものである。この法要が終われば、梅雨の時期を迎え、本格的な夏が到来を。添付写真は、わが寺の護摩法要。


令和 7 年 6 月分 金剛寺住職短文法話集

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【本文】

30代前半の檀家の未婚女性が「住職。私の友人の何人かは離婚を。中には、バツ3、なんてのも。その友人達が『結婚なんて、やめときな。人生の墓場でしかないよ』と。これって、どう思いますか」と。「各々の事情があるだろうから、何とも言えんが、その考えを他者に押し付けるは、如何なものかな、と思うけどね」と。「そうですよね。私の両親は結婚40年を超えましたが、今でも仲が良く、喧嘩など見た事が。それに、この離婚した友人達ですが、考え方が子供っぽいんですよね」と。「その友人達には、お子さんはおられるの」「いいえ、その前に離婚を」「これは一概には言えないが、お寺の檀家、知人らの狭い範疇での拙僧の印象だが、育てられた経験しかなく、育てた経験のない人達は、どうも、大人になりきってない感があるかな。子供を育てるには、我慢する心が必要だろ。成長を待つ心も必要。親が子供を育てている、と思ったら大間違いで、親も子供から育てられているという自覚も必要。この経験の『ある、なし』は、結構に違いが出るんだよな。勿論の事、例外はあるよ。例えば、忙しい母親の代わりに、下の子(弟、妹)達の世話をしてきた、とかね」と。

対し、この檀家女性が「私も未婚だから、現在、子育て真っ最中の友人と自分とを比較すると、住職が言われる事を感じる事がありますね。育ててもらっているといえば、学校の先生も、生徒を育てていると思ったら大間違いで、生徒から育ててもらって、一人前の先生になっていくんですもんね。医師も患者さんから育ててもらっているし、上司も部下から育ててもらってるし。そうした経験のない人達は、特に、腹を立てた時、私も偶にありますが、子供の様な怒り方(只々、気に食わないから怒る)をしてますもんね。人間って、ほんと、経験は大事ですよね。住職が時折り『知識が豊富にあっても、その知識に経験が伴ってなければ、只の物知りさん、に過ぎん。只の物知りさんでは、実践の役には立たん』と。ほんと、そう思います」と。

続けて、この未婚女性が「それに『結婚は人生の墓場である』という言葉は本来、世間で認識されている意味とは違いますもんね」と。「そうだね。墓場(永眠、安らぎの場所)まで一緒に行こうね、が本来の意味。それに、昨今の研究で結婚のメリットが様々出てきたよね。結婚すると『うつ病、心臓病、脳梗塞、心筋梗塞』のリスクが下がると。結婚する事で、ストレスホルモンが減少するというデーターも。『私は結婚した事で、ストレスだらけだ』と反論者が多数、声をあげそうだが。他にも、この流れ(結婚、子育て、孫育て)で様々メリットが。某大学の蜂の研究では、蜂の世界は、老いた蜂が外回り、若い蜂が巣内で子育て、の役目になっているとの事。が、高齢の蜂に子育てをさせると、若い蜂と同じホルモンが脳内で出ている事が判明したと。脳が若返る効果があるのではないか、と研究者が。これは人間にも当てはまるんではないか、と。そう言われれば、孫の面倒を見ている檀家のじいじ、ばあばは、見た目は若い様に見えるよね。子育てをさせると『認知症の予防に効いているらしい。神経保護作用があるタンパク質が溢れてる』というが判明したとも言ってましたよね。若い子の真似をするだけでも、脳が若返る効果があるというデーターも出ていると。つまり『刺激的な生活がいい』っていう事かな。拙僧も今年、63歳、孫(0歳2人、2歳1人、全て男の子)も3人。参考にしようかな」と。ここまで話した後に拙僧、この未婚女性に「さて、そこでだが、君は他人(ひと)の事より」と口火を切ると、拙僧の口を止め「住職、わかってるって。『結婚は何歳でも出来るが、子供は何歳でも、という訳にはいかんぞ』でしょ。『精子、卵子の冷凍保存の成功率は、僅か29%だぞ』でしょ。耳にタコだよ。私も今年で33歳だし、どうしても子供が欲しいから。今年中に目処だけは立てようと思ってるよ。心配しなさんな、住職」と。

因みに、余談ですが、昨今の研究で、味噌汁って、凄いらしいですね。食する回数が多い程、胃癌の死亡率が減少すると。胃癌原因と言われるピロリ菌を叩いてくれるのかな。また、乳癌、前立腺癌の予防にもなると。動物実験では、肺、肝臓、大腸の癌抑制効果もあったとの事。長崎市内への原爆投下の際、爆心地より1、8キロの位置にあった聖フランシスコ病院の秋月辰一郎医師は、救護、治療に当たった従業員に、ワカメ入り味噌汁を食べさせ続けた。その結果、1人も原爆症にならなかったというデータ(著書「体質と食物」)も。凄いよね、日本の発酵食品は。更に余談ですが、研究者が「自分の事を若いと思う60代は、身体も40代に相当を」と発表を。当然、人によって違いは。また「若い動物の血液を、高齢の動物に輸血したら若返った。逆に、高齢の血液を、若いのに輸血すると、老化が早くなる」という研究結果も。あくまでも研究段階ですよ。面白いですね。当に、迷信は解明されれば、迷信じゃなくなる、ですね。今後、どの様にこの研究が収まっていくんでしょうね。

昨年の春、4年振りに家族で2泊3日の四国巡礼へ。その時期(頃)はまだ、コロナの影響がそこそこあって、巡拝者はまばら状態でしたな。某札所のご住職(80代後半)さんが「金剛寺さん(拙僧)、ここを見てんない、この環境を。海、山、川、こんな所にコロナなんぞはおらんよ。『コロナ如何なる物か』と、知識のない頃(コロナ初期)なら仕方がないが。まあ、それでも、コロナ全盛期の頃とは、多少は違ってきた(遍路人数)かな。バブル崩壊の時もそうじゃったが、他国は数年で方向転換していったが、日本はこの有事(コロナ)が来るまで『バブル、バブル』と言い続けましたもんな。恐らくその影響じゃろ、30年も給料が上がらなかったは。この国の人は、1度頭に捩じ込まれたら、なっかなか、そこから抜け出す事が出来んですもんな」と。

続けて、ご住職さんが「空海さんは嘗て、鬱病を患った事があったと。どうやって克服されたか。高野山の山歩きだった、という事じゃ。同調音を聴き続ける事が、副交感神経の乱れを緩和させるに効果的、とわかったは最近の事だが、空海さんはご自身の体験から、鳥の囀り、川のせせらぎの音、木々を渡る風の音などによって、同調音が鬱(精神疾患)に効果的であるを気付かれたんだろうな。コロナ禍に入って日本は、主婦の自殺も増加、小学生の自殺においては、過去最高の数値を叩き出したというじゃないか。狭い所(家の中)に閉じ込められ、ネガティブな情報ばかりを聞かされ続けたら、そりゃ、心も萎縮してしまうで。親(大人、社会)は工夫せにゃ」と。「そうですよね。この国はお金さえ出せば、何でも手に入る環境。壊れりゃ、即、買い換える。工夫して活かす必要のない国だもんね。それがあっちこっちに影響してますわな」と、この四国霊場のご住職さんに。

続けて拙僧、このご住職さんに「鬱病に同調音が効果があるは、拙僧も聞きました。変わったところでは、電車のガタンゴトンの音なども、それにて。同調音といえば他にも、クラッシック音楽や、お寺の法要もまた、そうかな。お経も木魚も一定調子音にて。法要中に眠気が刺し、すやすや寝入るは、副交感神経が緩和されるからなんでしょうね。わが寺でも、お寺にお参りに来る様になって、不眠症が解消されたという檀家さんも、ちらほらおらっしゃいます。家でじっとしていても、気が滅入るだけ。この際、空いた(もろうた)時間を使って、四国巡拝に訪れるもよかですよね。リモートワークを利用して、四国巡拝をされている人もおられると聞きました。何せ、心が洗われ、心が癒されますもんな」と。因みに、大きく深呼吸する事(脳内でセロトニンが分泌を)でも、副交感神経が緩和され、鬱病や精神疾患の改善、予防に繋がるという研究結果も。これは数年前の情報ですが。こうした情報は全て、その筋の専門家からの受け売りですが、それを実行された人達の意見(経験)を聞きますと、結構に効果がある様ですよ。読者の皆さんも、試されてみたらどうですかね。

ここまでの話は、昨年の春、四国巡礼に訪れた時のものでございます。さて、今年も5月下旬に家族で四国巡礼に行こうかな、と思っておりますが。香川県(讃岐)を数ヶ寺、巡拝をしようかと。85番札所 八栗寺から車で3分程下った所にある『うどん本陣 山田屋 讃岐本店』のぶっかけうどんを食べるが楽しみ。徳島の個人タクシーの運転手さんが「このうどん屋が、香川で1番だよ」と言われていました。

        令和 7 年 6 月分  金剛寺住職 臨時法話

昨今、また、拝み屋さん関連の相談(苦悩)が、ちらほらと拙僧のところに。今年の事ですが、春のお彼岸に入って2日目(3月18日)のこと、拙僧とは初めてご縁の老女が電話で「住職さん、知り合いが、どこからか僧侶を連れて来て『この家には不動明王が祀られてあるから、この家の先祖さん達が家の中に入る事が出来んと、玄関の外で怒り狂っとる。大きな祟りがある前に、不動明王を排除せよ。私が排除してあげよう』と、その僧侶から言われまして」と。「ふーん。で、排除するのに、幾ら払えとか、言われたの」と尋ねると「はい。30万円と」「ほう、そりゃ、べらぼうな高額だね」「先祖の供養も含むからと。お金の事よりも、私のお婆ちゃんの時代(70年前)から、お大師さん信仰で大切にお不動さんをお祀りしてきているのに、排除なんて、気が引けて。だけど、玄関の外で先祖さん達が怒り狂っとる、なんて事を聞かされたら、もう怖くて、怖くて。どうしたらいいでしょうか」と。対し拙僧、この老女に「話はよくわかりました。では、明日ですが、私のお寺に来る事が出来ますか」と問うと「はい、有難うございます。必ずお伺いします」と老女が喜んで。

翌日、約束の時間通りに老女がわが寺へ。その老女に拙僧、開口一番に「あれ、無事に来れたんですね」と言うと「えっ『無事に』とは、どういう事ですか」と。「だって、玄関の外に怒り狂った先祖さん達が、待ち構えてるんでしょ。それが本当なら、当然、なんかされるでしょ、怒り狂ってるんだから」と返すと「あっ、そう言われれば、そうですよね」「じゃ、この話はもう、終わりでいいですよね。70年も前から不動明王を祀られているんでしょ。何で今頃になって、先祖さん達が怒り狂うの。少し考えたら、わかる事でしょ。あなたが『えっ』という反応をされるから『しめしめ、この老女、身に覚え(先祖を大事にしてない)があるんだな。よし、よし、ラッキー、カモが来た〜』と、その僧侶が仕掛けてきたんじゃないの。それよりも何よりも、先祖は祟らんよ、失礼な。何が哀しゅうして、子孫を祟る先祖などおるもんか。先祖さんを愚弄するのも、大概にせにゃいかんよね」と、この老女に。嘗て、過去に1度だけですが、これと極似の相談を受けた事がありましたね。

加えて、この老女に「今年に入ってね、わが寺の檀家さんではないですが、ある若者が『住職さん、ちょっと聞いてよ。両親がのぼせ上がっとる、怪しげな信仰の拝み屋さんが、全くこの信仰に靡(なび)かない私に、両親を通じて勧誘(下記)を仕掛けてきたんですよ』と拙僧に。その若者と拝み屋さんとの会話というが、このような話です。面白いから、まあ、参考にしてくださいや」と。

【拝み屋さんから若者へ】

「あなたの7代前の先祖が大変な事をやらかして、向こうの世界で彷徨い苦しんでいる。その祟りがあなたにも必ず来る。この信仰に入って、それを抑えなければ、あなたの将来に不吉な事が起こる」と。

こう脅してきおったので、一応、黙って聞いていましたが、あまりにも辻褄の合わない事を、うだうだと言ってくるので、もう堪り兼ねて、この拝み屋に一言、申し上げてみました。

【若者から拝み屋さんへ】

「ちょっとあなた(拝み屋さん)、いいですか。確認ですけど、その7代前の私の先祖とやらに、あなたはコンタクトが取れてるんですよね。そこまではっきりと言い切っているんだから。なれば、その先祖とやらに、あなた(拝み屋さん)から言ってやってくれませんか。『あなた(7代前の先祖)がやらかした事を、私にどうしろと言うんだ。自分でやらかした事は、自分で責任を取りなっせ。7代先の子孫に、あんたがやった事の責任をおっ被せる様な、そんな情けない事はしなさんな。あなた(7代前の先祖)の近くには、阿弥陀さんも、閻魔さんもおらっしゃるんだろ。子孫に不吉な事を仕掛けようとしているのに、阿弥陀さんや閻魔さんは、何も注意をせずに黙って、あなた(7代前の先祖)の諸行を見て見ぬ振りをしようとしてるの。もしそうなら、仏の存在価値なんてないやん』と、その7代前の先祖とやらに、あなた(拝み屋さん)から言ってやってくれんかい」と。

そこまで言うとその拝み屋さん、物が言えずに黙ってしまったんですって。しかしながら、この若者の両親は「あんたは、何て失礼な事を言うの、謝りなさい」と、その拝み屋さんを庇って、若者を責めてきたんだと。最後にその若者が「住職がいつも法話で言われている様に『人は教えられても、身に付かん。人は気付かにゃ、身に付かん』は、真理ですよね。私の両親はいつ、これが紛い信仰だと、気付くんでしょうかね」と。

この老女にこの(上記)話をすると「この世の中に、こんな恐ろしい自称僧侶、どのくらいいるんでしょうか」と。対し拙僧「信仰は特別な物じゃないよ。特別な物にしている者がいるだけ。普通に菩提寺(その家の先祖代々を供養するお寺)で、先祖の供養に勤(いそ)しんでいたら、拝み屋系の僧侶に出会う事は、殆どないですよ。必要以上に欲を持つと、四方八方から勧誘の手が延びてくるので、そこを気を付けさえすれば」と。最後に拙僧、この老女に「ある高僧がですね、拙僧が若い頃に、こんな事を言われたんだよね。『信仰(団体)の起こりは全て初めは、見えた、聞こえた、付いた、祟った、病気になるぞ、死ぬぞ、の脅し信仰、おかげ信仰から始まる。そこから徐々に教理、経典が確立されていき、教育を受ける事によって、不思議信仰が段々と薄れていき、責任は全て自分にあり、の自業自得(自分がやってきた事が、今ここにある結果)、諸行無常の人の道を説く、まともな信仰に変わっていく。が、この教理、経典が確立されてないところは、いつまで経っても、見えた、聞こえた、付いた、祟ったの脅し信仰は、なくならない』とその様にその高僧が言われてたよね。まあ、でも、奇抜な信仰がなくなる事はないかな。一定数(責任を取りたくない、責任転嫁をする人)は、そんな信仰(お金を出せば、努力せずとも幸せになれる)が好きな人達が未来永劫、存在し続けるだろうからね」と。

これは『ついで話』ですが、上記の法話を読まれた読者の若者が「住職(拙僧の事)さん、両親がここ数ヶ月、おかしな事ばかり言うので『何か、あったのか』と尋ねると、また、聞いた事のない様な信仰にのめり込んでるみたいで。お金も『祈願料、供養料』の名目で、結構に高額を出しているらしく『今度は、何をそんなに心配しているの』と尋ねると、父親、母親、共にいっちまった目で、鼻息荒く言うには、どうも、そのお参り所の僧侶(拝み屋)から『7代前の先祖がとんでもない事をしている。出てくるのは、皆、何故か、7代前なんですね。そのせいで、今後、夫婦の間に亀裂が入り、何もかもが、上手くいかなくなる。この先祖の供養をしっかりしないと、いつまで経っても夫婦の仲は、良くならない』と、まるで、その先祖がどんな生活をしてきたかを、見てきたかの様に言ったそうで。徳川15代で、270年でしょ。という事は、7代前って事は、およそ130年前の先祖って事ですよね。そう古(いにしえ)でもなく、かと言って、そう近くもなく、丁度良い、微妙な時期の先祖を持ち出してきましたよね。この僧侶は、この手の人間(私の両親)の扱いに慣れとるわ」と。

続けて、この読者若者が拙僧に「私の両親の夫婦仲が悪いのは、今に始まったことではなく、お互いに自分勝手な事をしてきたからであって、第三者のせいでも何でもないですよ。その僧侶の前で、夫婦で罵り合う姿でも見せたんでしょうね。そんなのを見せられたら、何とでも理由付けが出来ますがな。そりゃ、その僧侶にしてみたら『よし、よし、カモが、ネギ背負ってやって来たわい』ってなもんでしょ。私、両親の様子を見ていて『これは、あかん』と思い、両親と一緒に、そのお参り所へ。その僧侶に会った印象を一口で言うならば『胡散臭い』としか、表現の仕様がなかったですね。その時、この僧侶(拝み屋)に『私の両親があなた(その僧侶)のお参り所に行き出して、もう1年近くになりますが、その間、供養料として、相当な額を渡していると思いますが、両親の自分勝手は、一向に治っておらず、毎日くだらん喧嘩を飽きもせずに続けております。これは、何ですか、あなたの供養力じゃ、私の先祖は永遠に浮かばれない、という事ですか。その間、永遠に高額の供養料を払え、という事ですか』と問い詰めると、その僧侶は無言に。その拝み所から帰りながら両親に『もう、大概にしいや。死ぬまでこんな事(拝み屋の鴨)を続けるつもりかい』と。やれやれですよ、住職」と若者が。

次回の投稿法話は、6月5日になります。

天徳山 金剛寺

ようこそ、中山身語正宗 天徳山 金剛寺のホームページへ。 当寺では、毎月のお参りのほかに、年に数回の大法要も行っております。 住職による法話も毎月のお参りの際に開催しております。 住職(山本英照)の著書「重いけど生きられる~小さなお寺の法話集~」発売中。